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Credit: canva
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朝型vs夜型、脳卒中や心臓発作のリスクが高いのはどっち? (2/2)

2026.02.02 07:00:34 Monday

前ページ夜型の人は心臓発作や脳卒中が多かった

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本当の原因は「夜型」そのものではなかった

研究では、心臓の健康状態を評価するために、運動、食事、睡眠、喫煙、体重、血糖、血圧、コレステロールという8つの基本指標が使われました。

これは「心臓に良い生活がどれくらいできているか」を点数化したものです。

分析の結果、夜型の人はこの点数が全体的に低いことが分かりました。

特に、喫煙と睡眠不足の影響が大きく、これらが心臓発作や脳卒中のリスク上昇の大部分を説明していました。

重要なのは、これらの生活習慣を考慮すると、夜型そのものが直接リスクを高めているわけではなかった点です。

つまり、夜型の人でも、禁煙し、睡眠を確保し、食事や運動に気をつけていれば、リスクは大きく下げられる可能性があります。

研究者は「夜型の人が朝型中心の社会で生活することで、健康的な行動を取りにくくなっている」ことが問題だと指摘しています。

早朝出勤や朝型の生活リズムに無理に合わせることで、睡眠や食事が崩れやすくなるのです。

今回の研究が示したのは、朝型か夜型かよりも、どんな生活を送っているかが心臓と脳の健康を左右するという事実です。

夜型の人は不利になりやすい環境に置かれがちですが、それは「改善できない運命」ではありません。

禁煙する、睡眠時間をできるだけ安定させる、食事と運動を意識する。

こうした基本的な行動が、心臓発作や脳卒中のリスクを大きく下げることが分かっています。

完璧な生活リズムを目指す必要はありません。

自分の体質を理解したうえで、できるところから整えていくことが、心臓と脳を守る最も現実的な近道なのです。

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