体長わずか21.5cmの新種「ランタンシャーク」を発見
体長わずか21.5cmの新種「ランタンシャーク」を発見 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部
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体長わずか21.5cmの新種「ランタンシャーク」を発見

2026.10.04 16:35:00 Sunday

水族館の大きな水槽の前で、ゆうゆうと泳ぐサメを見上げて思わず息をのんだ経験がある人も多いでしょう。

けれども、サメの仲間がみんな大きくて恐ろしい姿をしているわけではありません。

インド洋南西部のモーリシャスの深い海で、「ランタンシャーク」と呼ばれるサメの仲間の新種が見つかりました。

この新種は、変わった顔つきとともに、サメの「ある記録」に関わるかもしれないとして注目を集めています。

では、深海で見つかったこの新種のサメは、いったいどれほどの大きさだったのでしょうか。

この話題の詳細は2026年10月1日に『IFLScience』にて公開されました。

New Species Of Teeny Tiny Lanternshark Looks Shocked To Have Been Discovered And Could Be A World's Smallest Shark Contender (IFLScience) https://www.iflscience.com/new-species-of-teeny-tiny-lanternshark-looks-shocked-to-have-been-discovered-and-could-be-a-worlds-smallest-shark-contender-84800

深海で見つかった「鼻の大きな」新種のサメ

深海で見つかった「鼻の大きな」新種のサメ
深海で見つかった「鼻の大きな」新種のサメ / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

新種が見つかったのは、インド洋南西部にあるモーリシャスの深い海の中です。

この新種は、ランタンシャークと呼ばれるサメの仲間に属しています。

ランタンシャークは人目に触れない暮らしをしていて、その生き方がほとんど分かっていない謎の多いサメたちです。

今回の新種も、見つかっているのはたった1匹の標本だけで、水深400〜500メートルから網で引き上げられたものです。

以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(迷宮入りしていた謎の標本から「白眼」を持つ新種の深海ザメを発見!)

新種には「エトモプテルス・ブルボスス(Etmopterus bulbosus)」という学名が付けられました。

名前の由来は、研究者たちが「大きな球根のようにふくらんだ鼻先」と呼ぶ、この新種のとても目立つ顔つきです。

記事で紹介されていた画像はこちら(画像1)

英語での呼び名も「big-nosed lanternshark」、つまり「鼻の大きなランタンシャーク」です。

とはいえ、なぜこの新種の鼻がとりわけ大きいのかという疑問には、いまのところ答えが出ていません。

新種が属するエトモプテルス属には、これまでに43の種が知られています。

これらの種は、体のつくりが似ている近い仲間ごとに「クレード」と呼ばれるまとまりに分けられています。

今回の新種は、その中の「エトモプテルス・プシルス」のクレードに入れられました。

一方で研究者たちは、皮歯(ひし、皮膚にある小さな歯のようなつくり)が集まった部分が大きいことから、「エトモプテルス・セントスス」という別の種にも似ていると指摘しています。

こうして仲間の中での居場所が決まったこの新種ですが、いま話題になっているのは、その体の大きさです。

次ページ新種のサメは「どれくらいの大きさ」だったのか?

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