相手は久しぶりの連絡を喜ぶ可能性が高い!勇気を出して連絡してみよう!
2つ目の実験では、しばらく交流のなかった相手に、短いメモやささやかな贈り物を渡し、与えた側と受け取った側それぞれに感謝の程度を評価してもらいました。
その結果、1つ目の調査と同様、久しぶりに連絡して気遣いを示した方は、受け取った相手の感謝の気持ちを著しく過小評価していると分かりました。
今回の研究結果について、リウ氏は次のように述べています。
「私たちは、長期間連絡していなかった相手と久しぶりに交流するのをためらってしまうことがあります。
しかし、今回の研究は、そのような躊躇が不要であることを示唆しています。
なぜなら、相手は私たちが思っているよりもずっと、連絡をもらって喜ぶ可能性が高いからです」
ですからリウ氏が勧めているように、旧友のことを思い出したなら、「今回の研究結果を念頭に置いて、勇気を出して連絡してみる」のはいかがでしょうか?
きっと相手は喜んでくれて、久しぶりに楽しいひと時を味わえるはずです。
また、突然旧友から連絡が来たと思ったら、マルチ商法や宗教の勧誘をされたという話もよく耳にしますが、こうした事例が多いのは、これらの関係者達が経験的に今回の研究成果について理解していたからかもしれません。
せっかくの嬉しい気持ちは、悪用しないでほしいですね。