2023年のしぶんぎ座流星群の観測条件
極大時間や月明かりから最適な観測時刻は?
2023年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日の昼12時頃と予想されています。
残念ながら日本では昼のため、4日の明け方でベストな時刻を考える必要があります。
- 放射点が空高く昇り、観測しやすくなるのが午前3時以降
- 月は満月になる3日前で、沈むのが午前4時26分(東京)
- 日の出は冬季で遅いので、午前6:51分(東京)
以上から、ベストなのは放射点が高く昇って月が沈んだあとで、日が昇って明るくなる前となります。
ということで、おすすめの観測時刻は午前5時頃から6時頃。
寒い時期なので長期で外にはいられないと思いますので、短期集中でいきましょう!
しぶんぎ座流星群はどれくらい見られる?
予想では、空の暗い場所で1時間あたりおよそ25個とされています。
ちなみに昨年のしぶんぎ座流星群は好条件でしたが、15分の観測で大きな流星がひとつ流れるのを観測できました。
また、昨年末のふたご座流星群は30分の観測で7個も流星を見られました。観測する場所としてはよろしくない都内のベランダからですが、それでも十分に楽しめました。
自然のものなので、予想通りにはいかないのが天文現象ですが、観測に挑戦する価値はあると思いますよ。