他にも存在する「何かに見える」火星表面
1976年、NASAの探査機「バイキング1号」が「火星の人面岩」を撮影しました。
そのリアルさから、一部の人はこれを「エイリアンによる作品」だと考えたようです。
当時、世界中で話題になりましたが、もちろん偶然の産物です。
また2018年にNASAが公開した画像には、火星の南極近くを飛ぶ「天使」が写っていました。
大きな翼が印象的であり、頭部にはクレーターでできた「光輪」が備わっています。
また天使の胴体の近くには「大きなハートマーク」があるようにも見えますね。
さらに2011年と2020年には、今回と同じくMROによって、「ハッピー・フェイス・クレーター」が撮影されました。
まるで幸せそうに笑う「顔文字」です。
2枚の画像比較により、もともと大きかった口が9年間の熱浸食でさらに拡大したと分かりますね。
このように火星表面には、私たちの脳を刺激する「様々なパターン」が存在しています。
今後も火星探査が進むにつれて、さらに不思議で面白い画像が発見されていくことでしょう。