「幽霊」VS「物理学者」
マンチェスター大学の物理学者ブライアン・コックス教授は、現在の物理学のモデルでは「幽霊の存在」について説明できないと主張します。彼の理論には2つの柱があります。1つは「熱力学」に関するものであり、もう1つが「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」に関するものです。
「熱力学第二法則」との矛盾
コックス教授によれば、「幽霊」といった概念は「熱力学第二法則」と矛盾します。熱力学第二法則は「エントロピー増大則」について示したものであり、これは簡単に言えば「熱エネルギーが失われれば、物事は秩序を失っていく」といったもの。そして、いったん秩序を失ったものは外部から何らかの形で「熱エネルギー」を加えられない限りは元の状態に戻ることはありません。
幽霊も、人の目に見えている限りは何らかの「熱エネルギー」がそこに発生しているはず。そして、仮にそうであれば幽霊は「エントロピー増大則」に従ってすぐに拡散してしまうはずです。孤立したシステムが「熱エネルギー」を得ることなしに同じ状態を保つことはありえないのです。
「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」で検出できないものはない
コックス教授のもう1つの主張はこうです。もし幽霊が存在しているのであれば、幽霊を構成する物質が「CERN(欧州原子核研究機構)」が所持する「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」において検出されているはずだというのです。
どういうことかと言えば、もし肉体の物理的な情報を持たない幽霊が存在しているとしても、LHCで検知できなければそれは「存在している」とはいえないといったことです。
このように「幽霊」の存在を真っ向から否定する科学者がいます。
一方で、いわゆる「見える」と主張する人が多く存在していることも事実。物理の法則にもまだ不明な点や矛盾点も多く、昔の常識は常に崩されてきました。そう考えれば、この真相は「誰にもわからない」と結論付けるのが最も正しいのでしょう。
via: thealternativedaily / translated & text by なかしー
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