挿話的想像力
「挿話的想像力(Episodic imagination)」は空想的想像力に似ていますが、本物の記憶を使う点で異なります。過去の現実から想像的に別の空想をし、過去の過ちから学び、未来を想像してそれに備えます。視覚的な想像力に長けた人は、未来を想像する時、より詳細に感覚を経験しています。自己啓発本などで、「結果を想像すれば、叶う」といったものがありますが、これは実際には逆です。未来に備えるには、結果に至る過程を想像したほうが良いのです。
学生を対象とした実験では、良い成績を想像した人よりも、良い成績をとるためにどう勉強するかを想像した人のほうが良い成績を取ることができました。
創造性を底上げする方法は多くあります。演劇や練習、経験といったものが重要となります。アインシュタインにはこう言いました。「知性の本当の表れは、知識ではなく、想像力である」
via: dailymail / text & translated by nazology staff
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