「現代人の肉体が若い理由」と「文化的な偏見」
研究チームは、生物学的年齢の変化に寄与した主な要因として、「喫煙率の減少」「高血圧・高コレステロール治療薬の普及」「肥満の影響とその拡大」を挙げています。
特に注目すべきは禁煙の効果です。
1980年代以降、アメリカでは喫煙率が大きく減少し、これが老化のペースを明らかに緩やかにしました。
これは男性に顕著で、若年層と高齢層の両方で生物学的年齢の低下が見られました。
George Wendt was THIRTY THREE in the first season of Cheers. John Ratzenberger was 34! pic.twitter.com/s239yApKOl
— stefanielaine (@stefanielaine) December 27, 2019
また、高血圧や高コレステロールに対する薬の使用も増加し、心血管系の老化を防ぐ役割を果たしています。
一方で、肥満の増加は負の側面として存在します。
BMIの上昇は生物学的年齢を押し上げ、特に若年層では老化を促進する要因になっていました。
つまり、良くなった部分もあれば、悪化した部分もあるということです。
そして総合的には、現代人は昔の人に比べて生物学的に数年若い状態にあると言えます。
とはいえ、この結果だけでは「数年間の差」しか説明できません。
私たちが昔の人の写真を見た時に「10歳以上老けている」ように思えるのは、別の要素も関係するはずです。
おそらくそれは、文化的・視覚的なバイアス(偏見・先入観)でしょう。
1970年代の男性がよく着ていたスーツ、太いフレームの眼鏡、フォーマルな髪型、そして無表情なポートレート――。
これらは、現代のカジュアルなファッションや自然体の表情と比べて、私たちに「老けている」という印象を強く与えます。
My grandmother was only in her mid-50’s in this pic. My dad was 26 pic.twitter.com/iZh6inot2a
— a n d y {ws champs era} (@andylanechapman) December 27, 2019
当時のスタイルが”大人びて見える=老けて見える”という錯覚を引き起こしているのです。
さらに、当時の写真技術も影響しています。
古いフィルムの色味、硬いライティング、画質の粗さなどは、顔の陰影やしわを強調し、より老けて見える原因となります。
つまり、昔の人が10歳以上老けて見える理由は、「実際に体が年老いていたこと」と「現代人の視覚的・文化的バイアス」の両方が合わさっていたからです。
現代人に焦点を当てると、、体の若返りと文化の変化がダブルで「若く見える現代人」を作り出していると言えます。
そう考えると、現代から数十年経った後の時代にも同じ現象が生じる可能性はあります。
私たちの今の姿は、未来の人々からすると「かなり老けて見える」のかもしれませんね。
精神的には現代人はかなり幼稚なところが目立ちますから、そういう意味では肉体的にも精神的にも若くなっているのかもしれませんね。
病は気からと言いますし、心が若くなった分、体もそれにつられて若くなっているのでしょう。
そんなに若い期間維持して何するのっていう問題はいつまでも付きまとうでしょうね。
労働は緩やかに機械に置き換わるでしょうし、若いからと言って生殖やるかっていうと先進国はしないですし。
う~ん、若くなった分だけ生殖能力の劣化も遅くなっていれば幸いなんですけれどね
そう上手くはいかんかな・・・
見た目の話とはちょっと違うけど、昔比較的早婚で18歳で結婚出産する人もまあまあいた
その子供も18で子供作るとするとと36歳くらいでおじいちゃんおばあちゃんになる
36歳くらいであればまだ現役で、孫より若い子供も期待できる
紫外線ケアの有無は大きな理由だと思いますね。
ミッチーヴァレンス(17)のインパクトがでかすぎる
温帯から北/南では、屋内暖房のプアさ+暖房と煮炊きの薪石炭の副流煙、の影響が大きい。って習いました
どう考えても生殖が生命の唯一の目的なんだから
毎晩生殖訓行為訓練してれば
不要物として老いていくことは遅延するでしょ?