日本が最も多い言葉は?
たとえば「馬(horse)」という概念では、フランス語、ドイツ語、カザフ語、モンゴル語が上位に入りました。
モンゴル語の「аргамаг」は「優れた競走馬・乗馬用の馬」を意味し、「чөдөрлөх」は「馬をつなぐ(足かせをかける)」という意味です。
それから他にも、「愛」に関する語多いのはヒンディー語であり、日本語では「義務」や「責任」に関連する語が世界で最も多いことが明らかになりました。
これは責任感の強い日本の民族性が言葉に反映されていることを物語っています。

このように、「雪」に関してスコアが高かった言語はすべて雪の多い地域で話されていたり、「馬」に関してスコアが高かった言語は馬を日常的によく扱う地域で話されていましたが、一方で「雨」に関してスコアが高かった言語は、必ずしも世界でもっとも雨の多い地域に限定されていませんでした。
たとえば、南アフリカは降雨量が中程度の地域ですが、この地域の言語であるニャンジャ語、イースト・ター語、ショナ語には、雨に関連する語が多数存在していたのです。
これについて研究者らは「雪とは異なり、雨が人間の生存にとって非常に重要であるため、たとえ雨が降っていなくても人々は雨について話す必要があるからでしょう」と話しています。
要するに、雨が全然降らない地域に住む人々は「雨が降ってほしい」と願うからこそ、雨に関する言葉も増えていたというわけなのです。
このように、それぞれの地域ごとの言語は、その地に暮らす人々の日常生活や宗教、文化的儀礼と深く結びついていることが改めて確かめられました。
普段何気なく使っている日本語の中にも、気づかないだけで、私たちの文化や思想の記憶が刻まれた語彙があるのかもしれません。




























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駆逐艦の名前みたいに波とか風とかの関連語が多いのかなと思ったら全然違ったわ