相手の顔の惹かれるポイントは男女で明確に違う
分析の結果、人は顔全体の中でもとくに目・鼻・口といった“顔の中心部”に視線を集中させる傾向があることがわかりました。
しかし注目すべきは、魅力度を評価しているときに表れる男女の違いです。
男性が女性の顔を見る場合、もっとも長く視線がとどまったのは「口元」でした。そして、その注視時間が長いほど「この人は魅力的だ」と評価する傾向が強くなったのです。

一方で女性が男性の顔を見るとき、注視の中心は「目」と「髪」に移ります。これらの部位に視線を多く送ったとき、魅力度の評価が高くなる傾向がはっきりと示されたのです。
では、なぜこのような差が生まれるのでしょうか? その背景には、進化の歴史と私たちの無意識の判断基準が関係していると考えられています。
男性は、パートナーの「若さ」や「健康状態」を手がかりに魅力を感じやすい傾向があるとされます。ふっくらとして血色の良い唇は、ホルモンバランスや体調の良さを反映することが多く、健康的なイメージを与えます。
そのため、男性が口元に注目するのは、生物学的に「繁殖力」の指標を無意識に読み取ろうとしている行動と解釈できるのです。
一方で女性は、相手の「誠実さ」や「信頼感」、つまり長期的な関係を築けるかどうかを重視するとされます。人の感情は目に強く表れるため、目を見ればその人の内面がある程度伝わってくると感じる人も多いでしょう。また、髪からは清潔感、生活習慣や自己管理能力といった日常の姿を想像させる手がかりになると考えられます。

つまり、男女の視線の違いは、「何を重視して相手を選んでいるか」という根本的な価値観の違いが、無意識の目線に表れていると考えられるのです。
ただし、今回の研究はアメリカ人を対象としているため、文化や民族の違いによってこの結果が変わる可能性もあります。
また、写真は静止画であり、実際の会話や動きの中での印象とは異なる可能性もあります。
それでもこの研究は、私たちが日常的に行っている「相手を見る」という行動の中に、どれほど深い情報処理が潜んでいるのかを教えてくれます。
たとえば、プロフィール写真や婚活用の写真を撮るときに、どの部分を強調すべきかというヒントにもなるかもしれません。
女性であれば清潔で健康的な口元が、男性であれば目の印象や髪の手入れが、見る人の心に強く響くというわけです。
誰かを見つめたとき、そして誰かに見つめられたとき――その視線の先には、無意識に相手の魅力を判断するポイントが潜んでいるようです。
次にあなたが誰かの顔を見るとき、その目線がどこに向かっているかを、少し意識してみると面白い発見があるかもしれません。
つまりハゲは…。
ハーディー・ワインベルクの法則を使って血液型の割合がどうなるかの考察を数学者がやってたが
ハゲも単純な優性遺伝、男性で30歳まで表現型として出ないなど限定した条件でやれば比較的簡単な計算で出来そう。
ちゃんと計算していないが俺の予想ではもしハゲを女性が気にしていなければすぐにでも男性は全員ハゲになるだろう。
でも現実は違う・・・
ハゲの目が無駄にキラキラしてると思ったわ。
この話をしたら「男は女をルックスで選んでるね」という回答を得た。
口元を隠せばみんな美人に見えるだろ?
なるほどって思ったね。
それと髪型はどんなやつかってのを理解するには一番いいとのこと。
また髪の話してる・・・。