サイコパスの冷酷さが、他人の心を把握する上で“ドライな正確さ”を生む
研究の結果、「冷酷さ(meanness)」のスコアが高い人ほど、他人の心を正確に推測する(心の理論)課題で正答数が多いことが分かりました。
特に注目すべきは、「深読みしすぎる」エラーが少なかった点です。
これは、余計な思い込みや感情を交えず、相手の言動を論理的に読み取る力が高いことを意味します。
また、冷酷さのスコアが高くても、「読みが浅すぎる」エラーが増えるわけではありませんでした。
つまり、「冷酷さ」特性の高い人は、必要なだけ相手の気持ちや考えを推測し、的外れな深読みや先入観で間違うことが少ないと判明したのです。
彼らは、「冷静かつドライな読み取りの達人」ともいえる存在だったのです。
ちなみに、他のサイコパス傾向(大胆さ、衝動性)と他者の心を推測・理解する能力には明確な関連は見られませんでした。
この点からも、「冷酷さ」だけが“他人の心を論理的かつ正確に読む”能力に強く結びついていることが示唆されます。
この発見は、これまでの「サイコパスは他人の気持ちがわからない」というイメージとは異なる、新たな側面を浮き彫りにします。
そして研究チームは、この力が必ずしも「他人を思いやるため」だけに使われるとは限らない点にも注意を促しています。
冷酷さの高い人に他人の考えや弱点を見抜く力があるからといって、共感するとは限りません。
その力を時に自己利益のためや、場合によっては他人を操作するために使っているかもしれないのです。
今後は、より幅広い年齢層や文化、さらには重度のサイコパス傾向を持つ人も対象に含めた研究が必要です。
もしかしたらあなたのまわりにも「他者の心を理解し、操作している」サイコパスな人がいるかもしれません。
分からないのではなくて分かった上でやってるのは経験則としては既に知られているのではないかと思いますが、それを確かめたわけですね。
逆に言うと分かったうえでやってるからたちが悪いとも言えます。
理解と共感は違うのですね
いやーその気持ちわかるわーって言ってる人は共感してるか不明
逆に、まじで共感してたら、わかりたくもないってなるのかもしれない
その共感はある程度ある前提での社会なのに、社会全体が小さい子供をみんなで育てようみたいなことにも
賛同するか謎で、むしろその仕組みも利用して、真に子供をかわいいとも思うことがあるのかどうか
それも謎なのも、サイコパスかどうかみたいなことだ
人の心や動きが解れど、共感ができないだけ。人ごとであって、それよりも自分のエゴや欲求に打ち勝てないのだと思う
サイコパスおじさんを自認している岡田斗司夫さんという方がいます。
その方が実践しているサイコパスの人生相談が当に”サイコパス性が他者の心理を読むスキルを高める”の典型的な例だと思います。
単なるアスペルガーであれば、どんなに努力しても冷酷になれない。アスペルガーの共感性のなさは、周囲から嫌悪されて、排除されるだけ。相手の弱点を握り、有無言わさず迫ってくるのは、サイコパスが非常に知的だからだ。サイコパスの共感性のなさは、冷徹に計算されたものだ。
理解できるからこそ操作性が発揮されるわけだし。そもそもサイコパスは