心を病む人が多いのも、進化的なミスマッチ?
私たちの体には、危険から瞬時に身を守るための「ストレス反応」が備わっています。
森の中でライオンに遭遇したと想像すると分かりやすく、体は一瞬で心拍数を上げ、血圧を高め、筋肉に大量の血液を送り込みます。
これは、走って逃げるか、戦うかの判断を数秒以内に行うための非常に古い防御システムです。
このストレス反応は、単なる気持ちの問題ではなく、行動、ホルモン、生理状態、そして遺伝子の発現レベルに至るまで、多段階で調整されたシステムです。
このシステムが存在することで、人間は“瞬間的に生じた命の危険”に対してすばやく反応できるよう進化してきたと考えられています。
当然、このシステムは、本来「瞬間的な危機」に対処するためのものです。
ところが、車や工事の騒音が途切れず、SNSやメールの通知が絶え間なく続く現代社会ではこのストレス反応が一日に何度も起動してしまいます。
さらに、世界のニュースが常に流れ込み、遠くの紛争や災害の情報まで私たちの心を刺激します。
こうした小さな刺激の積み重ねは、身体にとって“常にライオンが出てくる世界”と変わりません。
ストレスホルモンが長く高い状態になると、体は休息のリズムを保てなくなり、睡眠が浅くなります。その結果、体内時計が乱れ、免疫の働きが弱まり、炎症が続きやすい状態になります。
こうした影響が蓄積すると、気分や意欲、集中力を支える神経の働きにも負荷がかかり、日常の小さな出来事でも疲れやすくなることが知られています。
今回の研究はうつ病を直接扱ったものではありませんが、慢性的なストレスがメンタルヘルスと深く関わることは、多くの独立した研究で示されています。
研究チームは、産業革命以降の期間は進化のスピードから見るとまだ非常に短く、「都市環境に完全に適応した遺伝的変化」が起きているとは考えにくいと述べています。
そのため、「自然選択に任せていればいつか慣れるだろう」と期待するのではなく、今生きている私たちの健康を守るために、環境のほうを整える必要があると指摘しています。
研究チームが強調しているのは、「環境側を人間に合わせてデザインし直すべきだ」という考え方です。
具体的には、緑地や自然に触れる機会を増やし、大気汚染や騒音、光害などを減らし、都市や職場の設計を身体に負荷の少ないものへと変えていくことが提案されています。
ここまで読んだ方の中には、「こんな話は以前から言われていたのでは?」と感じた人もいるかもしれません。
確かに、この研究は既存の報告を幅広く集めてまとめた総説であり、個々の現象自体は新しいわけではありません。
しかし今回の論文が重要なのは、こうした断片的な知見を「進化的ミスマッチ」という一つの枠組みの中で体系的に扱った点にあります。
人間の体を“自然環境で動くことを前提に設計された機械”とするなら、現代社会はその前提から外れた入力──強い人工光、絶え間ない騒音、大気汚染、膨大な情報刺激など──を一度に流し込む環境になっています。
その結果、身体の中で“設計から外れた刺激に弱い部分”が複数のシステムに同時に負荷を受けやすくなり、睡眠、免疫、ストレス反応、生殖などがそろって不調の方向へ傾くという構造が生まれます。
研究チームは、この「複数の生物学的システムが同じ方向に崩れやすくなる構造」こそが、現代特有の問題であり、進化的背景を踏まえなければ理解できないポイントだと強調しています。
現代人が抱える生きづらさは、個人の性格や努力だけで説明できるものではありません。
テクノロジーが急激に進化したのに対し、人間の体は石器時代のスペックしかないというギャップが、日々の心身の不調を生みやすくしています。
この視点を持つと、これからの都市づくりや働き方、メンタルヘルスの取り組みをより真剣に社会が考えていかないと、どこかのポイントで人類がその歪みに潰されてしまう恐れもあるでしょう。
それは大地震が小さな歪みの蓄積で起きるのと同じ現象なのです。























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自ら生み出す淘汰圧で、長い目で人体に人工進化を促すだろうから、弱音を吐かず生き残れるように頑張ろう。
そんな文明が数万年も続くかなぁ
その淘汰圧の効果が俺らの人生の間には有効に発揮されないから環境の方を変えようって話じゃないの
まあ社会のことはお上に投げて個人レベルの視点しか持たないのが賢いという考えが現在のトレンドなんだろうけどね
自らじゃねえよ。車や工事の騒音が途切れずって外的要因も書いてあるだろ文盲。こういう無駄にマウント取りたがる無能が真っ先に淘汰されそう。
自らじゃねえよ。車や工事の騒音が途切れずって外的要因も書いてあるだろ文盲。こういう無駄にマウント取りたがる無能が真っ先に淘汰されそう。
全力で自分殴ってるひとがいるよ!
えっ…ええ…他人に文盲とまで言っておいて、「自ら」の中に車や工場を含む人間の文明を含んでるのもわからないかそうか…
すいません、放置せずまんまと釣られてしまった
あとこのコメントが管理者の確認を経て表示されてるのが驚き
ただでさえ他人に委ねておんぶに抱っこのアホばかりなのに意味ない事で喧嘩してる人たちがいるうちはむりそうですね
本当にそう感じます。いつの世になれば豊かさを感じゆとりある生活が可能になるのでしようか?
ついて行ける肉体にチェンジしてしまうのも手かと。
確かに
どうやって?
逆にヒトの生物的特性から社会を組み立てたら、と一瞬考えたけど
それはまあ都市が成立する前の社会ですね
ユートピアとは、文化的な原始集落なんでしょうか
現状、まだまだ人類は生き残りをかけて奪い合わないといけないけど、向こう数世紀でそれも落ち着きそうに思います
核融合と汎用人工知能が実現されて、半永久のエネルギーと人道的な奴隷を得れば、自由の奪い合いへの正当性は崩れていきます
あとは資源ですが、現在の人口を養いつづけることは無理ですから、どこかでひどい欠乏と奪い合いが起きてしまうんでしょう
その後には文化的な原始の暮らしがあるのかもしれません
一方の我々は地球上に一番人が居た時代に生きているのかもしれませんね
生きづらい社会が続けばヒトはやがて生きていけなくなる。
生き方を変えればもしかしたら生き続けられるかもしれない。
価値観の転換。
機械化された文明ははたしてヒトをどこに連れて行くんだろうか。
資本主義の行き着いた先。極度の格差社会が原因の根本じゃないのかな。
半世紀前は、人間の労働をロボットが肩代わりして、人間は労働から解放されるといった未来が描かれていた。
ところが、蓋を開ければそういったAIやロボットは、格差を加速させるツールとなり、人間の労働を奪ったり、新たなスキル習得を強要する圧力になっている。そして奪われた人間は生活費を稼ぐ代替手段もない。条件の下がった環境で別な職を探すだけだ。
株とか為替で稼げばいい、というかも知れないが、そんなもの、素人が手を出していいものじゃないし、何より人類の大多数がそれで金銭を稼ぐのなら、生産力の低下に直結する事となる。株取引は何も生み出さない。
現状の超格差はツールというより、システムの機能不全が原因に見えます
脱税しないと、あんな資産たまらないんですよ
口を悪くすれば、タックスヘイブン設けてるやつらが、富豪のおこぼれ欲しさに全人類から少しずつ掠め取ってるわけです。
そんな単純な話ではないですね
むしろ生きづらいと感じる人はいっそのこと生殖をあきらめる(生きるのをあきらめるという意味ではない)というのも一つのやり方かもしれない。
もし人工的な環境も淘汰圧となり進化を促すというのならば、将来の生きやすい子孫のための資源をあらかじめ開けておくのも賢いやり方ともいえるかもしれない。地球にある利用できる資源は有限なのだからね
今後人間にかかる淘汰圧としては性選択の役割が大きくなり続けるだろうから、
淘汰圧と生きやすさが結び付かないので、優生思想としてもいまいちかな
石器時代の頃の人間と今の人間の差の話をしてるんであって 資本主義とか勝ち組負け組とかは何の関係もないと思う
どっちも現代人という意味で同じなので 結局はみんなに負荷がかかっているはずなのにその負荷でのストレスを表に出した人を叩いているのもおかしいという話だと思う
私は多くのストレスを抱えているが 世界中みんなも同じだったということだね
上手くやってくしかないね、全て自然の一部だもの
人間の知恵はなんだって乗り越えられるさ
進化というよりも、適者生存によって種や個体が選別されてきたので、誰も生涯を落第しない現代の保護機能の方が種の変化の課題なのでは?と思う。
確かに常にライオンと遭遇しているストレス状態かも知れないが、その中で不調をきたすことなく健やかに過ごし、子を産み育てている個体もあるわけだから。
ただ、最近の他の研究で言われていた、人類が自我などの高度な脳機能を獲得するのと同時に不安や猜疑(この研究で言う、常にライオン遭遇ストレス)も備わってしまったという方が納得感ある。結果、技術ではそれは解決できなかったという理解ではないだろうか。緑の多い公園に住めばこの不安から解放されるとは思えない。もっと根源的なものではないかと思っています。
『私たちの体には、危険から瞬時に身を守るための「ストレス反応」が備わっています。森の中でライオンに遭遇したと想像すると分かりやすく、体は一瞬で心拍数を上げ、血圧を高め、筋肉に大量の血液を送り込みます。』
大丈夫です。今は街中を歩いていても熊さんに出会えるので、正常な「ストレス反応」が起きます。
それはそれで大丈夫じゃない
まあ、そ?なもんかもね
と素直に同意しがち
一方で、論法の中の今は常にストレス、と言う仮定は都合良さを感じる
かつて、世界はストレスがたまにしかないストレスフリーだったのか?
朝から晩までライオンに怯え続けてたんじゃないかと思うが?
人類の歴史を顧みてみると、実は現代以前の過去にも、高ストレス社会となってしまった文明というのは割と存在すると思う。
シュメールとか、インダスとか、マヤとか、滅亡の決定打となった原因が無い、なぜ滅びてしまったのか分からない文明たち。
おそらく個々人が高密度都市の圧力に耐えきれなくなり、悲惨な滅亡よりは自ら分散するという道を選んだのではないだろうか。