ドラゴンファイアは2027年に実践配備予定
ドラゴンファイアの開発計画は、2017年に初めて公開されて以来、英国国内の複数の企業や研究機関によって進められてきました。
MBDA UK、QinetiQ、Leonardo UK、DSTLなどがそれぞれの技術を持ち寄り、光学、追尾システム、電力管理などの課題を一つずつ解決してきたのです。
2022年には静止目標への照射試験が成功し、2024年には飛行目標への迎撃テストにも成功しています。
そして2025年、ついに時速650キロで飛ぶドローンを撃ち落としたことで、レーザー兵器がいよいよ本格的に実用化へ向かう段階に入りました。
DragonFire is a laser directed energy weapon designed and built entirely in the UK.
It can hit a target the size of a £1 coin from a kilometre away, costs only £10 a shot, and just successfully took down a high-speed drone during testing.
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— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) November 20, 2025
レーザー兵器には、高出力電力の確保や、揺れる船上での精密な追尾、大気のゆらぎによるビームの乱れ、照射熱の管理など多くの難題があります。
しかし今回の試験結果から、ドラゴンファイアはこれらの問題に対処できる可能性が大きく高まっていることがわかります。
とくにType 45駆逐艦は40メガワットを超えるガスタービンを持ち、レーザー使用に必要な電力を安定して供給できるため、配備には適した環境です。
英国政府は試験の成功を受けて、MBDA UKに約3億1600万ポンドの新規契約を発注し、2027年にType 45駆逐艦へドラゴンファイアを搭載する計画を進めています。
これが実現すれば、英国はヨーロッパで初めてレーザー兵器を実戦配備する国となり、NATO諸国の中でも先進的な防空能力を持つ存在になる可能性があります。
ドラゴンファイアの登場は、防空のあり方を根本から変える力を持っています。
1発10ポンドという低コストと、弾切れの心配がない運用性は、安価なドローンの大量攻撃に対して大きな防御力になるでしょう。
そして「火薬の時代」から「レーザーの時代」へと、軍事技術の新しい一歩を示すものでもあります。
もし2027年に実戦配備が成功すれば、世界の防衛の常識はこれまでとはまったく違う姿になるかもしれません。
そして、これらの兵器の開発が、戦争をさらなる混沌へと向かわせる可能性も忘れてはなりません。


























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