英国の子供の37%が義務教育を始める準備が整っていない。本をスワイプする子も
今回の調査が焦点を当てたのは、子どもたちの学力そのものではありません。
調査の中心概念となっているのは「スクール・レディネス」、すなわち学校生活に参加できる準備が整っているかどうかという点です。
単に読み書きや計算ができるかだけのことではなく、集団での学習や生活に参加するための基礎的な発達状態のことだと考えるとよいでしょう。
具体的には、トイレを自力で使えることや、一定時間座っていられること、自分の気持ちや要求を言葉で伝えられること、親と離れても極端に動揺しないこと、そして本を正しく扱えることなどが含まれます。
調査は、2025年に英国でReceptionと呼ばれる学年(義務教育が始まる前の準備段階。”小学0年生”のような学年。4~5歳)に入学した子どもの保護者約1000人と、小学校の教員や補助教員、管理職など教育関係者約1000人を対象に行われました。
親と教員の双方に同じテーマで質問することで、家庭側の認識と教室で起きている実態を比較できる設計になっています。
その結果、教員の評価では、2025年に入学した子どもの37%が、学校生活にスムーズに参加できる準備がまだ整っていないと判断されました。
この割合は前年よりも増加しており、状況が悪化していることを示しています。
特に教員が困難を感じているのは、学習以前の生活スキルです。
教員の報告によると、26%の子どもがトイレトレーニングを終えておらず、44%は授業中に一定時間座っていられず、32%は親と離れると強く動揺し、25%は基本的な言語能力に課題を抱えていました。
さらに28%の子どもが本を正しく扱えないと報告されています。
たとえば、その子どもたちには、本のページをめくるのではなく、スマートフォンのようにスワイプやタップをする行動が見られました。
またある親は、次のように語っています。
「うちの娘はテレビを横にスワイプするんです。私は『ダメよ、そんな風にはならないわ』って言います」
こうした影響により、教員は1日に平均2.4時間もの授業時間を、子どもたちの追いつき支援に費やしていることも分かりました。
しかもその半分以上の時間がトイレ対応に使われているとされています。
なぜ、このような結果になったのでしょうか。

























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