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ヘビが1年も断食できる理由は遺伝子にあった / Credit:Canva
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ヘビが1年間「何も食べず」に過ごせる理由が判明 (2/2)

2026.02.09 11:30:19 Monday

前ページヘビの空腹ホルモンの遺伝子は失われたいた

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空腹ホルモンの喪失は、ヘビの待ち伏せ戦略にぴったり

さらに詳しく解析すると、グレリン遺伝子の壊れ方は、ヘビのグループごとにかなり違うことが分かりました。

たとえば、ボアやニシキヘビでは、部分的に残った「壊れかけのグレリン遺伝子」が見つかりました。

一方で、クサリヘビやコブラの仲間では、もはや遺伝子の痕跡すらほとんど見つからない状態でした。

この点で研究チームは、ヘビにとって「空腹ホルモンを失ったほうが有利になる」と考えています。

哺乳類の場合、空腹になるとグレリンが増え、脂肪を燃やしながら積極的に食べ物を探す行動につながります。

一方で、多くのヘビやカメレオン、ガマトカゲ属は、「sit-and-wait(待ち伏せ型)」と呼ばれる狩り方をします。

自分から広く動き回るのではなく、1か所でじっとして、獲物が近くに来るのを待つスタイルです。

この生活スタイルでは、「お腹がすいたから動き回る」ことは、むしろエネルギーの無駄になります。

研究チームは、ヘビはグレリンとMBOAT4を失ったことで、空腹のときでもあまり「食べたい」という強い信号が出ず、代謝をできるだけ下げてエネルギーを温存することに役立ってきたと考えています。

そしてこれが、長いあいだほとんど動かずに過ごすという生活スタイルと結びついてきた可能性が高いというのです。

実際、ヘビでは長い断食のあとに巨大な獲物を飲み込むと、消化のために代謝が数日間大きく上がることが知られています。

つまりヘビたちは、断食中は「省エネモード」でじっとし、食後は一気に「フルパワーモード」で消化にエネルギーを集中させる、という極端なオン・オフの切り替えをしていると考えられます。

これは、グレリンを使ってこまめに食欲や脂肪の使い方を調整している哺乳類とは、かなり違ったやり方です。

今回の研究は、「グレリンがなくても生きていけるどころか、むしろその方が都合が良い生き方もある」ということを示しました。

今後は、グレリンを失った爬虫類たちが、ほかのホルモンや遺伝子ネットワークをどう使ってエネルギーを管理しているのかを調べることができます。

これにより、人間を含む他の動物における空腹や代謝の仕組みをより深く理解できる可能性があります。

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ヘビが1年間「何も食べず」に過ごせる理由が判明 (2/2)のコメント

ゲスト

うちのボアコンストリクターや、ピュトン属のニシキヘビ各種や、コーンスネークやキングスネークやホグノーズスネークなどの所謂ナミヘビ類

腹が減ったら動き回るし、空腹時に人の姿を見たらそれはより活発になる

これが排便後一週間とかなら『エサ~~~エサ~~~エサ~~~』って感じだけど、
排便後一ヶ月とかになってくるといよいよ我慢の限界と言った感じで一日中動き回って、
ケージの前で動くものに対してかなり俊敏に反応して動くようになるし、
ヘビの種類によってはアクリル越しに体当たりしてくるくらい空腹感をあらわにする
普段大人しいからと油断したら蓋を開けた瞬間物凄い速さで滑ってきて噛み付かれる

昔した失敗だけど、金網なんかで飼ってたら餌を求めて外に出ようと延々鼻をこすりつけるもんだから鱗が剥がれてもおかまいなし

それらの行動も空腹がおさまれば落ち着くし、お腹の中が空っぽになっても少しの間はジッとしている

各種アダーみたいなクサリヘビの仲間とかならまだギリギリ納得出来る気もするけど、もっと一般的なヘビを飼ってる人でこの記事に共感出来る人は居ないと思う
大袈裟でもなんでもなくヘビの飼い主が100人居たら100人が納得出来ないと思う
犬猫の飼い主でしばしば、親バカゆえに科学を否定する人も居るけど、この記事は、ヘビを飼っていたら科学者でも納得出来ないと思う

グレリンや、グレリンを活性化させる仕組みを持っていないとしても空腹のようなものは確実に感じているし、それによって餌を求める行動を取るし、空腹度合いによってそれはより激しさを増すものであることは行動を見ていれば分かる

「空腹のときに、脂肪をエネルギーとして使うよう体を調整する」と言う機能を持たないことについては何も否定しないけどね
ボアコンストリクターとかビルマニシキヘビとか大型のヘビなら半年とか拒食しても1%も体重が減らないんだもん

    通りすがり

    目の前に餌が来たら狩らないと死ぬ訳ですし、そういう本能は当然あるのかと。
    飼いヘビの場合、飼い主が来る≒餌が来たという認識で狩猟本能オンになりそうなイメージもありますけど。

    ゲスト

    研究はグレリンというホルモンがないことを示し、記事がそれを「空腹感がないみたいな感じ」と素人にも分かるように説明してる。
    でもきっとコメ主の飼育経験を踏まえると、空腹感がないともちょっと違くて、我慢するのが最適な環境では我慢できる、みたいな感じなのかもですね。
    人間の感覚で例えようがあるかも分からないので、分かりやすく説明しようとしたときにある観測される事実からの誤謬が生じるのは仕方がない。なのでこういう補足をいただけるのはありがたいです。

おすとあんでる

研究にケチをつけると言う事ではなく

ではその状態で何故生命活動が維持出来るのか、そこは多少なりとも触れて欲しいところ

    同感!

    同感!
    それを読みに来たのに全く書かれていなくてがっかり…

グレリン多め

こういう投稿は、大変有難いです。記事読んでへ〜そーなんだ、ヘビって。と、蛇飼ったことない私は、無批判に納得してしまいましたが。蛇愛が感じられる人の実感は、より納得感があるり、何だか、それも無批判に受け入れてしまいそうです。

>>ゲスト

「ある種」のヘビの話であって「すべて」のヘビの話じゃ無いんだよ……

ゲスト

空腹を感じないなら、なぜ食事をしようと考えるのかが不思議。

ゲスト

ヘビはじめ爬虫類やら色々飼育してきたけど、飼ってる程度でその生き物の考えなんてわかるわけない。同種の人間同士でも難しいのに

 

クサリヘビやコブラの一部では殆ど痕跡すら見当たらないって話であって一般的に飼育されているような蛇の話ではないのでは

ゲスト


腹が減ったよ~
お母さん、夕ご飯はまだですか?
と言ってるんだろうか?

ゲスト

コメント欄参考になりました

ゲスト

そうですね クサリヘビやコブラて…飼えへんやん ウチのメキブラは食べる事しか考えてないタイプだなあ 食べる&うんこワイパーの繰り返し。

ゲスト

記事にはkcalベースの話は一切書かれてませんが
人間で例えると体重60kgの成人男性がお腹の中に60kg(自身の体重の100%)の肉塊を収め、基礎代謝を1/10以下に減らしゆっくりと消化が可能であるため長期間の絶食が可能と想像しました。

飢餓耐性が強いことと消費カロリーを極限まで低くできる特性を持っていることから頻繁に食事を取る必要性はないだけであって、無から有を作り出しているわけではないのですよね。

ゲスト

蛇を売ってるし飼ってる人(交配もさせてる)の動画見てると、かなり個体差、蛇それぞれの性格に影響されるみたいね。
定期的にちゃんと餌を食べる個体がいれば、目の前においても全然食わなくてどう食わせるべきか毎回悩んでる個体もいる内容だった。

ゲスト

俺も空腹感は感じないが、胃の中が空っぽなのは分かるよ
胃の中が空でも「何か食べよう」という衝動が殆ど無い
休みの日は朝起きて本一冊読んでから米研ぎ始めたりするとかざらにある
夕方に食べるのがその日の最初のメシ、なんてのもザラ
「空腹感」と「胃の中が空」とは別の感覚だぞ
蛇も何か食べたい、という衝動を感じないだけで、胃の中が空なのは感じてるはず
じゃなきゃ獲物に食い付くはずがない

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