壁に刻まれた「連射の痕跡」
今回の研究が注目したのは、ポンペイ北側の城壁に残る無数の衝撃痕です。
ポンペイは西暦79年のヴェスヴィオ山噴火で埋もれた都市として知られていますが、それより約170年前、紀元前89年にはローマ軍による激しい包囲戦を経験しています。
その際に刻まれたと考えられる傷跡が、火山灰によって良好な状態で保存されていたのです。
通常、ローマ軍が使用した攻城兵器「バリスタ」は、大きな石弾を放つため、壁には円形のくぼみが残ります。
しかし今回見つかった痕跡は、それとは明らかに異なっていました。

小さな四角形の穴が、非常に近い間隔で密集し、しかも扇状に広がるように配置されていたのです。
この配置は決定的でした。
単発で撃ち込まれた弾では、このような規則的で密集したパターンは生まれません。
研究チームは、これが「短時間に連続して発射された複数の弾によるもの」だと結論づけました。
つまり、この壁は単なる破壊の痕跡ではなく、「連射」という動作そのものを記録していたのです。






























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