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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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追い抜いたはずのノロい車に追いつかれる「ヴォーヒーズの法則」を提唱 (2/2)

2026.04.09 21:00:30 Thursday

前ページ信号が生み出す「追いつき現象」の正体

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なぜ「必ず追いつかれた」と感じるのか?

それにもかかわらず、多くの人は「なぜか毎回追いつかれる」と感じます。

その理由の1つが、人間の認知バイアスです。

研究では、追いつかれるような“印象的な出来事”は、そうでない場合よりも強く記憶に残ることが指摘されています。

つまり、追いつかれなかったケースは忘れられ、追いつかれたケースだけが記憶に残るため、「いつも起きている」と感じてしまうのです。

しかし、ここで話は終わりません。

都市のように交通量が多く、信号が連続する環境では、状況が一変します。

各信号で「追いつかれない確率」を掛け合わせていくと、その確率は急速に小さくなります。

つまり信号が増えるほど、「どこかで追いつかれる確率」は実際にかなり高まるのです。

このため、長い都市ドライブでは、あの“ジェイソンのような追いつき”が、まるで避けられない運命のように感じられるのです。

追い越しは本当に意味があるのか

この研究は、単なる「あるある現象」の説明にとどまりません。

重要なのは、追い越しによって得た時間的なリードが、信号によって簡単に失われ得ることを示した点です。

つまり、無理な追い越しをしても、必ずしも目的地への到達が早くなるとは限らないのです。

むしろ、信号の影響を考えれば、その差は帳消しになる可能性すらあります。

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