なぜ「必ず追いつかれた」と感じるのか?
それにもかかわらず、多くの人は「なぜか毎回追いつかれる」と感じます。
その理由の1つが、人間の認知バイアスです。
研究では、追いつかれるような“印象的な出来事”は、そうでない場合よりも強く記憶に残ることが指摘されています。
つまり、追いつかれなかったケースは忘れられ、追いつかれたケースだけが記憶に残るため、「いつも起きている」と感じてしまうのです。
しかし、ここで話は終わりません。
都市のように交通量が多く、信号が連続する環境では、状況が一変します。
各信号で「追いつかれない確率」を掛け合わせていくと、その確率は急速に小さくなります。
つまり信号が増えるほど、「どこかで追いつかれる確率」は実際にかなり高まるのです。
このため、長い都市ドライブでは、あの“ジェイソンのような追いつき”が、まるで避けられない運命のように感じられるのです。
追い越しは本当に意味があるのか
この研究は、単なる「あるある現象」の説明にとどまりません。
重要なのは、追い越しによって得た時間的なリードが、信号によって簡単に失われ得ることを示した点です。
つまり、無理な追い越しをしても、必ずしも目的地への到達が早くなるとは限らないのです。
むしろ、信号の影響を考えれば、その差は帳消しになる可能性すらあります。

























![よーく聞いてね!3つのヒントで学ぶ!れんそうカード ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/61PoJqr3IkL._SL500_.jpg)























