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グアムカワセミ/ Credit: wikipedia
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野生では絶滅認定された「グアムカワセミのヒナ」が誕生 (2/2)

2026.04.26 21:00:41 Sunday

前ページ外来種によって消えた「グアムカワセミ」

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ヒナ誕生が示す「復活への現実的な一歩」

今回誕生したヒナは、その飼育繁殖プログラムの中で生まれた個体です。

グアムカワセミは交配相手の選り好みが激しく、繁殖が難しいことで知られています。

そのため、ヒナが無事に孵化すること自体が大きな成果といえます。

特にサンアントニオ動物園では、1985年からこの種の保全に関わっており、今回のヒナは通算で数十羽目にあたる重要な個体です。

実際の映像がこちら。

 

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またシンシナティ動物園でも新たなグアムカワセミのヒナが誕生しており、複数の施設が連携して個体群の維持に取り組んでいます。

さらに現在は「ただ増やす」段階から、「野生へ戻す」段階へと進みつつあります。

2024年には、9羽のグアムカワセミがパルミラ環礁へと放たれました。

この島は外敵がほとんどいない安全な環境で、野生復帰に向けた実験的な場所とされています。

すでに現地ではペア形成や産卵も確認されており、約40年ぶりに「野外で卵が産まれる」という出来事も起きました。

ただし、元の生息地であるグアム島から大きく離れているため、国際的には依然として「野生絶滅」と分類されています。

それでも、ヒナの誕生と再導入の進展は、この種が単に延命されているだけでなく、再び自然に戻る可能性を現実のものにしつつあることを示しています。

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