クリトリスの神経は恥丘と包皮を繋いでいる

3次元の神経データをさらにたどっていくと、クリトリス背側神経の一部の枝が、これまで考えられていたよりもずっと遠くの場所まで伸びていたことが判明したのです。
クリトリス背側神経はクリトリスの根本あたりで上方向に分岐し、おなかに近い「恥丘」と呼ばれる丘状の皮膚部分と、クリトリスを覆う「包皮」の皮膚へと届いていました。
横から見ると、神経が逆さまのU字を描いて広がっている形状になっていることがわかるでしょう。
研究者がこれを詳しく見たところ「クリトリスの根元➔上に登って恥骨結合の前で折り返し➔その先で恥丘と包皮の両方に同時に分配される」というルートになっていることがわかりました。
クリトリス背側神経の枝が、亀頭、包皮、恥丘という3つの離れた領域に届いているというのは、重要な発見です。
これは、これまでの解剖学では「クリトリス本体の周囲にある懸垂靭帯のあたりに神経が走っているらしい」とおおまかには知られていたものの、最終的にどこまで届いているのかが正確に描けていなかった部分です。
今回シンクロトロンで追跡することで、神経の終点がはっきりと記録されました。
さらに研究チームは、これまでクリトリスとは別系統だと考えられてきた「後陰唇神経(PLN)」と呼ばれる神経についても、新しい発見をしています。
後陰唇神経は、これまで主に陰唇を支配する神経として知られていました。
ところが今回の3次元画像で追跡すると、この神経もクリトリス本体の外側面まで枝を伸ばしていたのです。
つまりクリトリス領域には、メインの感覚神経である背側神経と、隣の系統である後陰唇神経という二つの異なる神経系が、両方とも届いていたわけです。
これは、これまでの解剖図には描かれていなかった構造でした。




























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