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Credit: canva
health

毎日の活動・休息リズムが安定している人ほど「老けにくい」と判明

2026.05.22 06:30:05 Friday

「夜ふかしは体に悪い」と聞くと、多くの人は睡眠時間だけを思い浮かべるかもしれません。

しかし私たちの体は、眠っている時間だけでなく、日中にどれくらい活動し、夜にどれくらい落ち着き、その流れが毎日どれほど安定しているかにも大きく左右されているようです。

米ジョンズ・ホプキンス大学(JHU)の研究チームは、手首に装着する活動量計のデータと血液検査を組み合わせ、24時間の休息・活動リズムと生物学的老化の関係を調査。

その結果、昼夜の活動にメリハリがあり、毎日のリズムが安定し、休息と活動が細かく分断されていない人ほど、血液から見た老化の進み方が遅い傾向を示したのです。

研究の詳細は2026年5月7日付で学術誌『JAMA Network Open』に掲載されています。

Your Daily Rhythms May Help Slow Biological Aging, Study Suggests https://www.sciencealert.com/your-daily-rhythms-may-help-slow-biological-aging-study-suggests 24-Hour Rest-Activity Rhythms Linked to Rate of Biological Aging https://publichealth.jhu.edu/2026/24-hour-rest-activity-rhythms-linked-to-rate-of-biological-aging
Twenty-Four–Hour Rest-Activity Rhythms and Epigenetic Age Acceleration in Middle-Aged and Older Adults https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2026.11474

「何歳か」ではなく「体がどれだけ老けているか」を調べた

私たちは普段、年齢を誕生日から数えます。

しかし例えば、同じ65歳でも、階段を軽々と上れる人もいれば、疲れやすく病気を抱えやすい人もいます。

この違いを考えるうえで重要になるのが、生物学的年齢です。

これは、体が実際にどれくらい老化しているかを示す考え方で、近年はDNAに付く小さな化学的な印を調べることで推定できるようになってきました。

今回の研究で使われたのは「エピジェネティック時計」と呼ばれる指標です。

チームは、長期研究に参加した中高年・高齢者207人を対象に、手首装着型の装置で約7日間の活動量と光曝露を記録しました。

参加者の平均年齢は約68歳で、睡眠や昼寝、装置を外した時間なども記録されています。

ここでチームが注目したのは、単なる睡眠時間の長短ではありません。

・日中と夜間の活動量にどれほど差があるか

・毎日似た時間に活動と休息が現れるか

・休息と活動が細切れに入れ替わっていないか

といった、24時間全体のリズムです。

たとえば、昼はしっかり動き、夜は落ち着いて過ごし、その生活の波が毎日大きく乱れない人は、休息・活動リズムが安定していると考えられます。

反対に、夜にも活動量が多かったり、休んだり動いたりが細かく切り替わったり、日によって生活のタイミングが大きくずれたりする人は、リズムが弱く分断されている状態に近いといえます。

次ページ安定した24時間リズムの人ほど、血液から見た老化が遅い傾向

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