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「6位/24人」と「3位/12人」はどちらが優秀に見えるか / Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
psychology

「6位/24人」より「3位/12人」の方が優秀だと誤認する理由 (3/3)

2026.07.06 06:30:38 Monday

前ページ採用、商品選び、旅行先でも同じ錯覚が起こる

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ランキングを見るときは、立ち止まって「何人中?」と確認すべき

この研究から分かるのは、ランキングが客観的な数字であっても、それを読む人間の判断は客観的とは限らないということです。

私たちは「3位」「2位」のような小さくて見栄えのよい数字に引っ張られます。

だからこそ、ランキングを見るときは、順位の数字だけでなく、その順位が置かれた「背景」まで見る必要があります。

ただし、この偏りは弱めることができます。

研究では、「この選択肢は何個の選択肢を上回っているか」を強調したり、順位をパーセンタイルで示したりすると、短いリスト側を選びやすい傾向が弱まりました。

これは日常生活にも応用できます。

レストランの「地域3位」、商品の「カテゴリ2位」、社員の「チーム内4位」といった表示を見たとき、私たちはまず「すごそう」と感じます。

しかしそこで一度立ち止まり、「それは何店中の3位なのか」「何人中の4位なのか」「割合で見るとどの位置なのか」と考える必要があります。

自分が錯覚に陥っている可能性に目を向けて、じっくりと論理的に考えるべきなのです。

企業や組織にとっても、この知見は重要です。

ランキングの見せ方によって、消費者の商品選択や、社員の採用・昇進・報酬判断が変わる可能性があるためです。

ランキングは便利な道具ですが、それだけで正しい判断ができるわけではありません。

次に「第3位」という表示を見たときは、まずこう問い直すべきです。

それは、いったい何人中の3位なのでしょうか。

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