社会不安が強いと「他者が自分に近づいてくる」と感じやすい
社交不安とは、人前で注目されたり、他人から否定的に評価されたりすることに強い不安を感じる傾向です。
これまでの研究では、社交不安が強い人ほど、相手の表情などを脅威のあるものとして受け取りやすいことが調べられてきました。
しかし外では、特に駅や歩道で人とすれ違うとき、私たちは相手の顔だけを見ているわけではありません。
体の向きや歩き方から、相手との距離や「こちらに来るのか」「自分の横を通るのか」を一瞬で判断しています。
そこで今回研究チームは、社交不安の強さが、人の歩く方向についての判断とも関係するのかを調べました。
参加者には、頭、肩、腰、膝などの関節を光の点で表した「人の動きを表した映像」が提示されました。
これは顔や服装などの情報を取り除き、歩き方と進行方向に注目させるための映像です。
光点だけでも、動き始めると人間が歩いているように見えます。
そして最初の課題では、1人の歩行者が0.25秒だけ表示されました。
人物は真正面の0度から、最大24度まで横へ外れた方向に歩き、参加者は「自分に近づいているか」を答えました。
続く課題では、10人の歩行者を0.5秒間表示し、群衆全体が平均的に自分へ近づいているかを判断させました。
このとき群衆には、真正面へ進む人と、横へ外れて進む人が混ぜられていました。
また研究チームは質問票で社交不安を測るとともに、抑うつ症状も調べ、その影響を統計解析で考慮しました。
その結果、社交不安が強い人ほど、単独の歩行者と群衆のどちらについても、「自分へ近づいている」と判断しやすい傾向が確認されました。
では、群衆を見るときには、具体的にどのような違いが表れたのでしょうか。
より詳しい結果を次項で見ていきます。



























![マモルーム お部屋まるごと予防空間 ダニ用 [2ヵ月用セット] ダニアレル物質の生成抑制・ダニを除去しやすくなる ダニよけ 加熱蒸散機 ダニ対策 (アース製薬)](https://m.media-amazon.com/images/I/413VgtLwPgL._SL500_.jpg)


























