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高校時代の友人関係と将来の起業には関連がある / Credit:Canva
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高校時代の友人関係は「数十年後、起業家になるか」と関連していた (2/2)

2026.08.25 06:30:50 Tuesday

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「法人化した事業」を営む友人との関連が特に強かった

Add Healthでは、思春期の友人が30~40代で自営業だった場合、本人も同時期に自営業であるオッズは約6.6倍でした

ただし、これは友人と本人の自営業状態を同じ時期に見た結果です。

そこでWLSでは時間の順序も調べたところ、友人が前年に自営業だった人は、翌年に本人が自営業へ移る見込みが約11%高くなっていました。

さらに重要なのは、起業の種類によって結果が分かれたことです。

友人が法人化した事業を営んでいた場合、本人は法人型だけでなく、非法人型の自営業にも進みやすくなっていました。

一方、フリーランスや個人請負などを含む非法人型の自営業者が友人だった場合、本人が自営業になることとの明確な関連は確認されませんでした。

収入にも違いが見られました。

36歳時点で自営業だった247人の分析では、法人型の事業を営む友人がいた人は、自身の事業収入が約159%高いことと関連していました。

本人自身が法人化しているかどうかを考慮しても、この関連は残っています。

研究者たちは、法人化して事業を成長させる友人の存在が、「自分たちにも会社を作り、事業を広げる道がある」という具体的な将来像を示したり、経営の知識や人脈への接点になったりする可能性を考えています。

また、学校で挙げた友人の数が少ない人ほど関連が強く、少人数のネットワークでは1人の友人の進路がより大きな存在感を持つ可能性も示されました。

ただし、友人の影響だけで説明できるわけではありません。

起業志向やリスクへの姿勢などが似た若者同士がもともと友人になり、その後それぞれ似た進路を選んだ可能性もあります。

また、WLSでは高校時代の友人を36歳になってから思い出してもらっているため、記憶の偏りも残ります。

今後、友人関係の親密さや接触頻度を長期間追跡できれば、友人から受けた影響と、似た者同士が友人になる効果をより詳しく分けられるでしょう。

それでも今回の研究は、起業家への道筋を考えるうえで、社会人になってからの出会いだけでなく、もっと早い思春期の人間関係にも目を向ける必要があることを示しています。

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