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刺繍のプロが欠けた蝶の羽を修復、空を飛べるように

2018.01.24 Wednesday

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海外の衣装デザイナーであるRomyさんは、ある日、傷ついた「オオカバマダラ」という蝶を保護しました。

見るとその蝶は羽が欠けており、空を飛ぶことが難しい状態です。

しかし彼女はプロの衣装デザイナーです。Romyさんは持てる技術をふんだんに使い、羽の修復を決意。彼女はその時の様子を、自身のFacebookアカウントで次のように投稿しています。

(友人の)パトリック・B、蝶の修復ビデオをシェアしてくれてありがとう。写真は修復前と修復後の写真です。
このオスの蝶は生まれてまだ3日目で、蛹(さなぎ)から蝶に変わる時に怪我をしてしまったようです。

Romyさんが実行したのは、死んでしまった別の蝶の羽を使うこと。別の蝶の羽とオスの蝶の羽を継ぎ合わせ、修復を試みました。一見突飛な発想にも思えますが、果たして成功するのでしょうか?

じっとしてね。あなたは右上の羽が壊れてるの。

これは手術室です。道具は、タオル、ハサミ、ピンセット、滑石、接合剤、楊枝、そして先週死んでしまった蝶の羽。

安全のために曲げたハンガーを使って固定します。心配しないでね、痛くないようにするから。なんだか、髪か爪を切っているみたい。

これが欠けた羽。

手術が終了しました。右上の黒い線部分は100%合っている訳ではないし、右下の羽にあるオスを示す黒い模様は無いけれど。
白い部分を滑石ではみ出さないようにつくったけど、糊でくっつけた部分がくっついてないみたい。
飼っていたメスの蝶が数日前に死んでしまったの。このメスの蝶がもう飛べないと思うと、とても悲しかったです。
でも、この世界はいろんなことで繋がっているみたい。
このメスの蝶は、このオスの蝶にまた飛べる機会を与えてくれました。

旅たちの日!!!

少し休憩を挟んだけど、ちゃんと飛び立ちました!

 

手術の結果は成功し、蝶は無事に空を飛べるようになったようです。もしかしたら将来、「蝶の恩返し」でRomyさんの元に訪れたりして…?

数千のネット民が傷心なチワワのために一致団結、奇跡が起こる

Via:Laughing Squid translated & text nazology staff

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