・広い周波数帯の電波を「収穫」して電力を賄う技術が実証された。
・中には2.4GHzや5GHzも入っておりWifiから給電をするスマホが現れる可能性も。
アメリカのマサチューセッツ工科大学が、周囲の電波を吸収して電気に変換する極薄シートを開発しました。これによって、電源という概念に革命が生まれるかもしれません。論文は科学誌『Nature』に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s41586-019-0892-1
〜〜マズローの提唱する欲求5段階説(偽)〜〜
↑自己実現の欲求
↑自尊心・承認欲求
↑社会への所属と愛の欲求
↑安全確保の欲求
↑生理的欲求
↑Wifiとバッテリーの欲求←いまここ!
日常生活で使う周波数帯を使った実証実験に成功
今回、研究グループは二硫化モリブデンという物質のフィルムによって、外部電力なしで10GHzまでの電波を吸収し電力に変換する実証実験を行いました。
10GHzまでというのは、電波の利用に際し資格を必要としない産業・科学・医療で使用される周波数帯を概ねカバーしている範囲であり、例えばWifiの2.4ギガヘルツや5GHzもこれに当てはまるもので、比較的身近な帯域かもしれません。
実験では、150マイクロワットの出力の電波から、その30%程度にあたる約40マイクロワットの回収を行うことに成功しました。この効率と、折り曲げられるという特徴から、ペースメーカー、補聴器、センサー等のウェアラブルなものを含め、比較的小型の機器に利用が見込まれています。電波による自動給電が実現すると、常に給電・充電がされるだけでなく、電源のためのモジュールがほとんど必要なくなり、更なる小型化や軽量化も見込めるとのことです。
…「アッ」(電波が届かなくてペースメーカーが給電できず命を危険に晒す人類)(生理的欲求の実現失敗)
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/31432