軌道特定を目指せ
軌道が分かるまでは、FaroutとFarFarOutが、プラネット・ナインの重力に引っ張られないほどの場所に、他の太陽系の星から離れて位置しているかどうかは分かりません。もしそうなら、この2つの天体は、プラネット・ナインの仮の軌道とぴったり一致するゴブリン惑星の仲間に加わることになります。
FaroutとFarFarOutの軌道を特定するには数年を要するでしょう。その間、シェパード氏はチリのセロ・トロロ汎米天文台や、ハワイの自然科学研究機構国立天文台を毎月のように訪れ、お気に入りのブランコ望遠鏡(口径4メートル)やすばる望遠鏡(口径8メートル)とともに調査に邁進する予定です。
高性能な望遠鏡のおかげで、次々と明らかになる型破りな事実。宇宙にはまだまだたくさんの”Farout”があふれていそうです。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/27056