■脳波を使って操縦するドローン「UDrone」がkickstarterに登場
■脳波で操縦のキットは約280ドル
■クラウドファンディング形式で、本日募集開始予定だが延期中?
脳で操縦は漢のロマン。
中国のウェアラブル脳波デバイスシステムを取り扱う企業、EEGSmart社が、誰でも簡単に脳波を使って操縦できるドローンを開発しました。
現在クラウドファンディングサイト「kickstarter」にて支援者を募集しています。
脳波で自由自在、カメラ撮影まで可能
UDroneの大きさは手のひらサイズで、重量は約85グラムとドローンの中では軽く小さい方です。しかしその小さいボディに似合わず、かなりの高性能。デモ映像を見ると、歩く人を追尾したり、顔認識をしながらカメラを撮影したりできることがアピールされています。
これまでにも脳波でドローンや機械を動かすという技術はありましたが、非軍事的で、かつ個人による厳しい調整を必要としないドローンは初めて。実際に操縦をした人からは「完璧とまでは言わないが、脳波コントロールの未来の片鱗を見た」と話しています。
このEEGSmart社の脳波によるドローン操作技術は以前からあるようで、2016年にはフロリダ大学で世界初の脳波コントロールのドローンレースが開催されていました。この時はまだ、脳波からコントロールを行う際に個人個人で調整が必要だったようです。
Udoronの連続飛行時間は、脳波コントロール状態で約7分、スマホによる操縦だと約25分ほど。この85グラムという軽さで本当に25分保つとしたら、相当スゴいです。
現在このドローンへのクラウドファンディングは始まっており、脳波で操縦するキットが入っているパッケージは280ドルほどで購入可能となっています。
UDrone: The Ultimate Mind-Controlled Drone by UDrone — Kickstarter
ところでこれ、自分の周りに何台もドローンを侍らせるSFチックヤベー奴ごっこが簡単にできそうですね。