先延ばし症状への効果的なアプローチ法
では、先延ばしを防ぐためにどうしたらよいのでしょうか。その方法の一つとして、ACT(Acceptance and commitment therapy)があります。
ACTとは、どんな感情や行動であっても受容すること、そして、自分に対して一番大事なことを明らかにし、そのための目標をセッティングし、実行することを指します。
つまり先延ばしを防ぐためには、自分の気持ちは何なのか、目標は何なのかと、継続的に把握していくことが重要なのです。
ACTは心理的柔軟性や目標の追求行動を高めてくれることが多くの調査で支持されており、先延ばしに対しても効果が期待されています。
次に先延ばししそうなときには、「今やろうとしていることは何か、次の自分のやりたい目標は何か、そのための簡単なステップは何か」というように、自分自身に問いかけてみるといいかもしれません。