コロナウイルスの広がりをリアルタイムで追跡できるサイトが、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者によって作成されました。
サイトの情報源は「アメリカ疾病管理予防センター」「世界保健機構」「中国のCDC(疾病管理予防センター)」の3ヶ所から収集されたデータであり、これらの情報を視覚的に表示しています。
各機関から新しいレポートが届くたびに、総感染者数、総死亡数、総回復数が更新され、それぞれの数を赤い点の大きさで表現しています。
データは以下のサイトから確認できます。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
サイトからわかる中国本土の感染状況
サイトの情報から感染状況を見てみると、発生地である武漢を中心に東側に向けて多数感染が起きていることがわかります。
特に海側のいくつかの地域では、人口密度が高いせいか、武漢周辺の農村地域よりも感染者が多くみられます。
マップの一番上の赤いマークは、北京(Beijing)の感染者数です。
武漢から距離があったせいか、意外にも感染者数は多くありません。
また武漢より西の地域に感染者数が比較的すくないのは、西は山あいの地域であり、海に面した東側よりは人の往来が少なかったからでしょう。