自動化された創造性は武器である一方、呪いでもある
今回の研究によって、学ぶ時期の重要性も浮き彫りになりました。
創造性が右脳にあり、自動化されていない初心者のうちに、十分に教材やコーチから基礎を押さえておく必要があるからです。
創造性が左脳に移って自動化(無意識化)されると、基礎の変更に莫大なコストがかかるようになってしまいます。
またクリエーターの分野によっては、創造の自動化は害にもなります。
多くの小説家や音楽家が、第一作の主人公の性格やコード進行に、新作が引きずられる経験をしています。
創造の自動化は、全くの新規作を作る段階では弊害にもなりえるのです。
また多くのクリエーターが「一発屋」もしくは「二発屋」として消えていく理由は、左脳の熟練化に脚をとられた結果なのかもしれません。
では、「一発屋」「二発屋」になるのを避けるには、どうしたらいいのでしょうか?