ヘビにとって攻撃後0.4秒の隙は大きい
さらにヘビにも同じように先手が不利になってしまう動作がありました。カエルを捕食するために首をまっすぐに伸ばす動きです。
ヘビは手足がないため身体をニョロニョロとくねらせて移動します。首がまっすぐに伸びた状態では動き出すことができないのです。
首が伸びた状態から再び移動を開始するまで0.4秒かかってしまいます。野外観察によって0.4秒あればカエルは水辺の安全圏に到達できることが確認されています。よって先手をとるよりもカエルが跳ぶのを待ったほうが、捕食できる可能性があがります。