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「今月の星の見どころ」特別版:ネオワイズ彗星が肉眼で見える!? 今から7月いっぱい要チェック (2/6)

2020.07.11 Saturday

前ページ7月半ばまで:明け方に彗星を観測しよう

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7月半ば~下旬:夕方に彗星を観測しよう

でも、嬉しいことに次のチャンスがあります。15日以降は日の入り1時間後に北西の方角に見えると予想されていますよ。

また、だんだん高度が高くなり、位置的には条件がよくなってきます。

しかし、明るさはどんどん暗くなっていくので、ちょうどいいタイミングを逃さないようにしましょう。

15日頃の明るさは約2等級で高度は約9度と予想されているので、まだ厳しそうですが、20日頃明るさは約3等級になるものの、高度は約20度になると予想されています。

これなら肉眼で見えそうなレベルの明るさですし、高層ビルが多い都内でも現実的に挑戦できる高度です。一番狙い目の時期でしょうか。

25日頃には西北西の方角に移動します。明るさは約4等級になって肉眼で見るのは難しいですが、高度は約30度になると予想されているので、双眼鏡で狙うのは十分にアリです。この頃には、梅雨明けも期待できますね。

それに、目で見るのは厳しくても、カメラで撮影して、彗星の姿をとらえるという楽しみ方もありますよ。

目印は「北斗七星」と、春の大三角を構成する、しし座の2等星「デネボラ」を探して、その間を見ると良さそうです。

画像
Credit: ofugutan AstroArtsの情報をもとに作成

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