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Credit:Autonomous Microrobotic Systems Laboratory USC
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電池不用、「メタノールのみ」で動くマイクロボットが開発される (2/2)

2020.08.26 Wednesday

前ページマイクロボットの燃料問題と新しい駆動方法

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ロビートルは超効率的であり、様々な分野での活動が期待できる

全長15mmのロビートルはわずか0.088gであり、燃料タンクを満タンにすることで0.183gになります。

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Credit:Autonomous Microrobotic Systems Laboratory USC

テストでは非常に軽量ながら自重の2.6倍にあたる0.23gの筒形物体を運べました。

60kgの人間に換算すると、150kgの荷物と60kgの燃料を抱えたまま動けることになりますね

しかも燃料タンク満タンのメタノール0.095gだけで最大2時間駆動できるのです。

また研究チームはロビートルの運動能力もテストしており、その結果によると、10°の傾斜面を簡単に登れます。

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Credit:Autonomous Microrobotic Systems Laboratory USC

さらにガラスやコンクリートなどの様々な材質の上でも前進可能であり、2種類の大気環境下でのテストも行われました。

これらの結果はロビートルが自然災害後の危険な場所でも活動できることを示唆しているでしょう。

研究チームはロビートルのパフォーマンスを改善する予定であり、今後はエネルギー密度が50MJ/kgのプロパンを含む他の燃料源の可能性を探ります。

この研究は8月19日、「Science Robotics」に掲載されました。

An 88-milligram insect-scale autonomous crawling robot driven by a catalytic artificial muscle
https://robotics.sciencemag.org/content/5/45/eaba0015

「第3の腕」として使えるロボットアームが開発中! 壁もぶち抜く破壊力がスゴイ

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