三角形の頭を持つ猛毒のヘビ
アセリス・ヘットフィールディは、全長50センチに達し、全身がトゲの浮き出た鱗に覆われています。頭部が三角形のおむすび型になっているのも大きな特徴です。
1900年代に目撃の報告例があったそうですが、形態・分類学的に特定されたことはありませんでした。
セリアコ氏は「他のブッシュバイパーとは見た目の特徴がかなり異なり、今後も研究の余地がある」と話します。
ブッシュバイパーは猛毒の持ち主であり、噛まれると非常に危険です。ひと噛みされただけで激しい痛みと腫れを引き起こし、アフリカでは死亡例も数件ほど確認されています。
また、ブッシュバイパーに特化した解毒剤もいまだ開発されていません。
「メタリカ」は新種の名前にうってつけ?
ジェイムズ・ヘットフィールドの名を冠した理由について、セリアコ氏は「私と研究チームのマリアナ・マルケスは、幼少時からメタリカを愛聴していました。これまでの人生や研究生活に与えてくれた影響に感謝の意を込めて、彼の名を選んだのです」と話します。
また「熱帯林のど真ん中の火山下で暮らす毒ヘビというイメージは、ヘヴィメタルと非常に親和性が高いと感じました」とも述べています。
ジェイムズ・ヘットフィールドは、ローリング・ストーン誌の「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」にも選出された名ギタリストです。

ちなみに、メタリカから新種の名前がつけられたのは今回が初めてではありません。
今年2月には、水深5000メートル付近で見つかった新種の海底生物が「マクロスティリス・メタリコラ」と命名されました。
こちらは、メタリカのアルバム・ジャケット風に描かれたマクロスティリス・メタリコラのイメージ画です。
メタリカは意外にも生物学者に愛されるバンドなのかもしれませんね。





















