三角形の頭を持つ猛毒のヘビ
アセリス・ヘットフィールディは、全長50センチに達し、全身がトゲの浮き出た鱗に覆われています。頭部が三角形のおむすび型になっているのも大きな特徴です。
1900年代に目撃の報告例があったそうですが、形態・分類学的に特定されたことはありませんでした。
セリアコ氏は「他のブッシュバイパーとは見た目の特徴がかなり異なり、今後も研究の余地がある」と話します。
ブッシュバイパーは猛毒の持ち主であり、噛まれると非常に危険です。ひと噛みされただけで激しい痛みと腫れを引き起こし、アフリカでは死亡例も数件ほど確認されています。
また、ブッシュバイパーに特化した解毒剤もいまだ開発されていません。