観測の際のポイント
今年は火星が近くにあり、目印にして探しやすいです。火星は、今月6日に地球に最接近したばかりで、まだ夜空でもっとも目立っています。
ただし、火星やくじら座がなるべく南にくる時刻に観測するのがオススメです。
というのも、星座早見などの星図は「平面」で描かれていますが、実際の空は「球」ですよね。
星座が昇りかけや沈みかけだと、星々の位置関係の角度が絵とは異ります。そのため、探す難易度が上がってしまいます。
また、下の国立天文台の図では秋の四辺形とくじら座でもっとも明るい星、ディフダ(デネブカイトス)を目印の1つにしていますが、都会だとわかりにくいので、火星だけ目印にしても探せると思います。