東京タワーより大きな巨大サンゴ礁
シュミット海洋研究所によると、巨大サンゴが発見されたのは今月20日、調査チームがオーストラリア周辺の海底地図を作成していたところでした。
最初に水中マッピング技術で山なりの構造物が探知され、その後、潜水探査機「SuBastian」でカメラに収められています。

調査の結果、サンゴ礁の全長は約500メートル、底部の直径は1.5キロで、最上部は海面下40メートルの深さにあることが判明。
サンゴ礁は、グレートバリアリーフの北端に位置しますが、繋がってはいません。
しかし、ウミガメの営巣地として有名なレイン島のサンゴ礁など、近くのサンゴ礁のいくつかと底部で繋がっていました。
On October 20th, scientists with the #EdgeGBR expedition uncovered a new detached reef to be added to the #GreatBarrierReef. The reef is 500m high, taller than the Eiffel Tower. #OzOceans2020 #NewReefGBR #KeepExploring #NewDiscovery pic.twitter.com/oiu0tVPe5B
— Schmidt Ocean (@SchmidtOcean) October 25, 2020
34万平方キロに広がるグレートバリアリーフには、1500種以上の魚類と400種以上のサンゴ礁が生息しており、周囲には今回と同じような単独サンゴが7つ見つかっています。