切断されても泳ぎながら再生するロボットの様子
実際に切断してみたロボットが、再生する実験の様子の動画があります。
これを見ると切断されたロボットの動力部である尻尾がくるくると泳ぎ回って、胴体を見つけ元通りの形へきちんと復元されているのがわかります。
さらにこれは、体が3つに分割された場合でも、やはり元通りに再生することができるのです。
これはロボットの体に埋め込まれた磁性によるもので、元あった磁性の配列に戻ろうとしてロボットは元通りの正しい形に再生されています。
これはまだ実験室の中の限定された環境だけで再現されている効果ですが、研究者は、シンプルな構造で高速で自己修復が可能な方法であり、幅広い用途へ応用が可能だと語っています。
この研究が示す技術は、将来的に自己修復を行うロボットの重要な最初のステップになる可能性があります。
確かに、この研究を見ていると、有名な映画のワンシーンが思い浮かんでしまいます。
これは『ターミネーター』のような映画で描かれる世界に向かう、最初の一歩になるのでしょうか。