79%の精度でうつ病を検出できる!一般的な診療所でも正確な検出が可能に!
機械学習の結果、うつ病検出の精度は眼球の動きだけで65%、顔の動きだけでは67%でした。
そして両方を組み合わせることで、79%の検出精度が得られたとのこと。
またこの実験では、うつ病患者が肯定的な言葉への凝視が少ないという結果が出ました。
これは「抑うつ症状が高まっている人はポジティブな刺激に執着しない傾向がある」という以前の研究結果と一致しています。
研究チームによると、フェイストラッキングとアイトラッキングにおけるうつ病検出は、神経画像データを使用した研究と同程度の精度があるとのこと。
一般診療レベルであれば、今回の検出法がより安価で理想的だと言えます。
さらに深く検査したい場合はMRIを用いた脳画像検査を受けられるため、段階的な検査が可能になるでしょう。
研究チームは今後、顔と目の追跡システムをさらに改善していく予定です。