・妊娠を促すためには、フルーツを摂取したほうがいい
・ファスト・フードのようなジャンク・フードは妊娠を遅らせる
フルーツ、食べてますか?
もしあなたがフルーツ嫌いの女性で、ファスト・フードのようなジャンクな食事が大好きだったら、妊娠から遠ざかっている可能性があります。
アデレード大学の研究者らの最新研究により、フルーツを食べるのが月に3回未満であった女性は、3回以上食べていた女性と比べて50%も妊娠までに時間がかかっていることが判明。さらに、ファスト・フードを週に4回以上食べる女性は、平均すると約1ヶ月妊娠が遅れていることがわかりました。
5,598人の妊娠女性が対象となったこの研究では、彼女たちが最初の妊婦健診のために病院を訪れた際に調査を行いました。
Pre-pregnancy fast food and fruit intake is associated with time to pregnancy
https://academic.oup.com/humrep/advance-article-abstract/doi/10.1093/humrep/dey079/4989162?redirectedFrom=fulltext
6組のカップルのうち1組は不妊に悩んでいるとされる現代。そのカギとなるのは食事のようです。しかし、これまでの不妊治療においては「フルーツを避けるべき」といった都市伝説も囁かれてきました。今回の研究は、それを真っ向から否定する結果となっています。
栄養士のメラニー・マクグレイブ氏は、この結果をうけて、「不妊治療の栄養士としての活動の中で、近年 “フルーツを避けるべきだ ”といった間違った考えをもつ女性が増えていることを感じます。フルーツにはビタミンや抗酸化作用が豊富。砂糖やソフトドリンクと同じくくりでは語れません」と、この研究が女性の意識を変えて、妊娠率が上昇することを期待しています。
via: independent / translated & text by なかしー
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