10万人のデータベースを利用した2段階解析で重要なうつ病因子を発見する
まず研究チームは、重要なうつ病因子を見つけるために、UK Biobankの10万人を超えるデータベースを利用。
この中から、社会交流、メディア利用、睡眠パターン、食事、身体活動、環境など、うつ病の発症リスクと関連のある要素を幅広くスキャンしました。
そしてゲノムワイド関連解析に類似した手法「ExWAS:exposure-wide association scan」と、遺伝的変化を利用した統計学的手法「メンデルランダム化」による2段階解析を実施。
その結果、106の修正可能なうつ病因子の中から、うつ病発症に関連した重要な因子を特定しました。