日本人63名によるギャンブル実験
今回の実験には、日本人の大学生・大学院生63名(男性35名、女性28名、平均年齢21.4歳)が参加しました。
そして参加者は勝率が変化するギャンブルに対して、所持チップをいくら掛けるのか自分で考えながら挑戦しました。
彼らは事前に行われた第1セッションでの実験操作により、次の3つのグループに分かれました。
- 多くの勝ちを経験したグループ
- 多くの負けを経験したグループ
- 中間の勝敗を経験したグループ
そして本番の第2セッションでは実験操作が行われず、どの参加者も同じチップ数でスタート。
もちろん参加者は皆、より高い報酬を獲得することを目指してギャンブル実験に挑戦しました。
これにより、事前の経験がギャンブル中の感情や賭け方にどのような影響を与えるか分かります。
そして結果は、ギャンブルをする人にとって、やはり依存症が身近であることを示すものとなりました。