ニホンリスはベニテングダケを普通に食べられた!
2021年に、神戸大学大学院理学研究科の末次健司(すえつぐ・けんじ)准教授と、在野の写真家である五味孝一(ごみ・こういち)氏により、毒キノコを日常的に食べるニホンリスの生態が観察されました。
驚くべきことに、ニホンリスはベニテングタケのみならず、テングタケなど、他種の毒キノコも普通に食べていました。
同じ個体が数日間にわたりテングタケ属を食べ続けていたことから、ニホンリスは安全に毒キノコを摂取できることが示されています。

毒キノコは、動物たちに食べられるのを防ぐために毒を進化させたと考えられているため、今回の発見はとても興味深い現象です。
一方で、毒キノコが食べられたとしても、胞子が繁殖可能な状態で排泄されるのであれば、リスの移動に伴って、自らも生息域を広げることができます。
また、リスの方は毒キノコを食べられるような適応を遂げることで、食料資源をめぐる競争をまぬがれている可能性があります。
このように、ニホンリスと毒キノコの間には、相互扶助的な契約がなされているのかもしれません。

しかし、現時点では解明すべき謎が山積みです。
なぜリスは安全に毒キノコを食べられるのか?
リスは毒キノコの胞子散布にどのような役割を果たしているのか?
毒キノコはリスに食べられることで、本当に分布域を広げられるのか?
今後はリスが胞子の運び手となっているかを確かめるべく、フンの中に繁殖可能な胞子が存在するかを調べていく予定です。





リスさん強すぎ…。
代謝って不思議ですね
食べた毒を蓄積して自らも有毒になる生物も多いけど、リスは食べても大丈夫なのかな?
それ気になります。もしフグみたいに毒リス化してるなら、生存戦略として積極的に食べてそうです。でもそれだと狩猟界隈で何かしら噂になってそうですから、肉や臓器には蓄積しないのかも。
詳細なメカニズムは研究中ですが、リスは消化の過程でキノコの毒を無害化する適応を遂げていると考えられています。神戸大学の研究によると、リスがキノコを食べることで、糞と一緒に生存可能な胞子が遠くへ運ばれます。これにより、キノコ側も子孫を広げられるという「助け合い(相利共生)」の関係が成り立っている可能性があります。
だそうですよ。
確かに、普段から毒キノコを食べているリスは安全に食べれるのか気になりますね。
そもそも蓄積していくほどそういったキノコを食べるチャンスがあるのかないのかとか
内蔵だけ取り除けば問題ないのか、とても興味深い話ですね。
ベニテングダケの解毒薬はまだなかったはず?
リスの解毒の仕組みがわかれば解毒薬が作れるかもしれないですね
鹿かなんかも食べてなかったけ?
旨味があって美味しいらしいからリスもうまうま
ヒトは平気だけど、イヌが食べると大変なことになる、玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、ニンニク、チョコレート・ココア、ぶどう、アボカド、キシリトール類・・・ということは、ヒトは結構広い耐毒性を有しているはずですが、キノコ類への耐毒性は乏しいように見えます。
サルから分かれて森を出て、半乾燥の東アフリカから中東あたりに暮らしていた数十万年に、キノコ類とは出会いは少なかったのかしら?
テレンス・マッケナの本「神々の糧」に、聖書の創世記に出てくる「知識の木」とは、シロシビンを含む幻覚キノコのことではないかという仮説があった記憶があります。詳しい事はわかりませんが、テングタケに含まれるイボテン酸にも幻覚作用があるので、シャーマニズム的な儀式でなどで食していた可能性はあるのではないでしょうか。