編隊を組んで飛行するドローン
新しく開発されたドローンは手のひらサイズであり、ジュース1本よりも軽くつくられています。自律的に飛行し、障害物を避けつつ目的地までたどり着けます。
そして重要なポイントは、複数の機体で編隊を組んで飛行できる点にあります。
これまでにもドローンの編隊飛行はテストされてきましたが、それらは障害物のない場所で行われていました。ところが新しいドローン群体は、ランダムな障害物であふれている竹林で、隊形を崩さず飛行できます。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のロボット工学者エンリカ・ソリア氏も、「構造化されていない自然環境で、ドローン群体が飛行するのは、これが初めてです」と述べています。
動画では10機のドローンが編隊を組んで飛行していますが、互いに衝突したり、障害物に当たったりしていません。では、これらのドローン群体は、どのようにして隊形を維持しているのでしょうか?
また編隊飛行にはどのようなメリットがあるのでしょうか?