日光を蓄えて放射する「近視予防メガネ」
新しく開発されたメガネにはレンズが入っていません。
近視を矯正するのが目的ではなく、近視を予防するのが目的だからです。
このメガネフレームには特殊な蛍光樹脂が塗られており、日光を蓄えて放出できます。
そのためユーザーは、メガネをかけるだけで、室内でも近視予防に効果的な波長の光を目に当てることができるのです。
近視予防に効果のある波長については、いくつかの見解がありますが、このメガネは2015年の研究で最も効果的だとされた480nmの波長が放射されるようになっています。
Betterlab社によると、「近視予防メガネは太陽光を1分間浴びるだけで25分の放出が可能」とのこと。
1日2回の装着で日光不足による近視を防げると考えられています。
子供の近視を防ぐために入手したい人も多いでしょう。
とはいえ、現在は特許出願中です。
製品としての正確な効果が証明されたわけではないので、今後の進展を慎重に見守ることができるでしょう。