最初の結果は2023年を予定
今回の研究により、がんの種類により個別化された、複合がんワクチンの第一相試験の報告が行われました。
新たながんワクチンは、個別化されたがんの遺伝情報をチンパンジーアデノウイルスと自己増幅型mRNAに刻み込んだ投与が行われており、高い安全性とがん細胞に対する数々の有望な反応を起こすことに成功しています。
同社は自己増殖型mRNAを新型コロナウイルスのワクチン開発にも取り入れており、承認されれば、効果が長続きするワクチンが販売されることになるでしょう。
研究者たちは今後も試験を続け「mRNAがんワクチン」の承認を目指していく、とのこと。
もし試験が順調に進めば、第2/3相の最初の結果は2023年の下半期頃に出るようです。
成功すれば、がんは今よりもずっと「治る病気」になる可能性が出てきます。