週末だけ運動する「週末戦士」のメリットは?
「週末戦士」とは、週末の1〜2回だけ運動を行う人たちのことです
彼らは、時間がある週末だけで、推奨される運動時間である「150分の中強度運動」または「75分の高強度運動」を満たそうと励んでいます。
もちろん週末だけでなく定期的に運動したほうが良いですが、忙しい現代人にとっては、週末戦士でいるだけでも大変なことです。
そして数多くの研究により、そんな週末戦士の努力は報われることが分かっています。
例えば、週に1.2日の運動であっても、心血管疾患のリスク低減や死亡率の低下、肥満改善に効果があるのです。

このように体へのメリットは広く認識されていますが、近年の研究では精神面にも大きな影響があることがわかってきました。
今回の新しい研究でも、週末戦士でいることが、メンタルにどのような影響を及ぼすのか調査されています。
中国の揚州大学の研究チームは、アメリカの国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて分析しました。
2007年から2012年までの3つのNHANESサイクルから得た1万3740人の成人のデータを用いています。
このデータには、年齢、性別、人種、教育レベル、収入レベル、BMI、喫煙状況、アルコール摂取、睡眠時間、糖尿病や高血圧など、幅広い健康関連情報が含まれています。
運動習慣については、「非活動」「不十分な活動」「週末戦士(週に1~2回)」「定期的に活動(週3回以上)」の4つに分類され、それぞれのグループが不安症状に与える影響が調べられました。