時間が飛ぶのは“よく生きた証”──成長没入と憧憬が生む加速現象

こうした知見を踏まえ、研究チームは「時間があっという間に感じる」理由として新たに二つのメカニズムを提唱しています。
1つは成長没入と呼ばれる仕組みです。
自己成長につながる有意義で挑戦的な活動に没頭しているとき、人は時間の経過に気づきにくくなり、「気づけば時間が過ぎていた」という感覚が生じます。
この説では、そうした活動から得られる満足感によって時間の存在を忘れてしまい、いわば“フロー状態”のようになるため時間が飛ぶように感じられる、と説明します。
もう1つは成長への憧憬です。
自己の成長を遂げた時期を後から振り返ると、その特別で感情的に意義深い期間に対してノスタルジックな憧憬が生まれます。
その結果、その輝かしく印象深い期間がより一層儚く短く感じられるという見方です。
要するに、時間が早く過ぎると感じるのは、退屈で中身がなかったからではなく、むしろその時間が自己成長や満足感に満ちて充実していたからだと言えます。
研究者らはこの感覚をネガティブに捉えるのではなく、「その期間がよく生きられた証である」と前向きに捉え直すべきだと提案しています。
実際、研究チームは「時間が飛ぶように過ぎるのは、それだけ多くを得たからだ」と表現し、人生の加速を嘆くのではなく充実の証しとして再評価するよう強調しています。
人生の時間が駆け足に感じられるのは、ある意味では“よく生きた”結果なのかもしれません。
若い時よりは時間の流れは早く感じますね。
足りない…時間が…(ダラダラ過ごしながら)。
視野が広がるのを感じながら物語に没頭するのも成長の証、なのかな
であれば自分の時間感覚の早さに納得がいく気がする
10歳の1年は人生の1/10だけど50歳の1年は人生の1/50だから1年があっという間に過ぎるように感じる
結局これよ
違います。
老人の1年が短く感じる理由としてはあり得る仮説ですが,この研究は過去1年間の中の短い期間を調査しているので分母に差はありません。元論文がオープンアクセスではないので,内容を確認できませんでしたが,従来から提唱されていたという「ルーティン仮説」と「成長欠如仮説」が否定されたというのは当然だと思います。そこで,新たに感情面に着目した「成長没入(満足感)仮説」と「成長憧憬仮説」を想定し,これを検証するとビンゴだったという,なかなか面白い心理学の研究だと思いました。「充実していた期間は時間が経つのを忘れる」と「あの人(光景)を見ていた期間は短く感じる」とすれば,訳語は「没頭仮説」と「茫然仮説」はいかがでしょうか。
結局測定されたわけでもないのに「判明」か。
判明してないやん。
お得意のタイトル詐欺かよ。
毎日あっという間に過ぎます
とても充実しているとは思えません誰か助けてほしい
でも結局自分で解決するしかないのですね
ナンカナー
私の場合は、あまり変わりません。
注意力の問題と、一日の中の様々なことを話す相手がいるかどうかの違いと、大人の人は大体30~1時間や、1か月~半年程度の単位で物事を捉え考えますが、子供は秒単位や一日、1週間単位づつくらいで物事を捉えているので、バスを待っている時間と同じように、一つ一つが長く感じてしまうのだと思います。
ルーティン仮説で時間の流れが早く感じるようになるのではとかの仮説を出してたのに、二枚目で遅く感じるどころか早く感じる的なこと言ってるけどちゃんと書こうとしてるのかこれ。
初めてこのサイト見たけど、ひでえなこれ 結局人に聞いた統計だし成長否定されてんのに結論成長系だし。
鬱でひきニート期間クソ長かったけどどんだけあっという間だったと。。
若い頃は長く感じるわけだし、間違いなく脳に関連するものだと思うけどね
コメントにあるが、生きた期間に対して一年が短くなるからあっという間に感じると言う説は本質ではない。それなら年齢に比例して短く感じるはずだからだ。
一番の理由は記憶力の問題にあると思う。例えば10年寝たきりだったら本当に昨日の事のように思うだろう。
同じように加齢によって記憶のフレームレートが半分に落ちるというようなことがあるなら感覚は半分になるはずだ。
私は今は一年が3ヶ月ほどの感覚なのでおそらく記憶力が4分の一に落ちてきているのだと思う。
もちろん忙しさで時間が過ぎるのが早いとか、記事にあるような理由だとか、スマートフォンの使いすぎで時間が昔より実質的にないなど様々な理由はあると思う。
ルーティン仮説以外は、しっくりこない。W