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世界で最も狭い!?改造フィアット・パンダが現る / Credit:tutti pazzi per marazzi
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「世界最狭」の改造フィアット・パンダが走り回る (2/2)

2025.07.03 18:00:12 Thursday

前ページイタリアの小型車「フィアット・パンダ」を改造!“超絶狭い”改造車が誕生

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「世界最狭」のフィアット・パンダはどのように作られたのか

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入庫もらくらく / Credit:tutti pazzi per marazzi

この唯一無二のフィアット・パンダを作り上げたのは、30歳のアンドレア・マラッツィ氏。

彼はイタリア・ロンバルディア州のバニョーロ・クレマスコにある家族経営の自動車解体工場「Autodemolizione Marazzi」にて、ほぼ一人でこのプロジェクトに取り組みました。

制作に費やされた期間は12か月。

1993年型のフィアット・パンダのオリジナル部品の99%を再利用しながら、構造フレームから内装、電子系統に至るまで完全に手作業で再構築したのです。

元の天井やドア、4輪の配置などはそのままに、全体の幅を極限まで圧縮するという大胆なアイデアです。

とはいえ単に小さくするのではなく、機能性と視認性、安全性まで考慮された精密な造り込みがなされており、まさに”走るアート”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

前述したように、用途は主に展示イベントやメディア向けのパフォーマンスカーであり、現状では公道走行は認められていません。

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横からだと、一見普通の車に見えるが…… / Credit:tutti pazzi per marazzi

それでもこの車が注目を集めている理由は、マラッツィ氏の卓越した職人技と、突き抜けた発想力にあります。

現在、彼とその小さなチームは、世界で最も狭い車としてギネス世界記録の公式認定を目指して準備を進めています。

もし認定されれば、この激細パンダは文字通り“世界一”の栄誉を手にすることになるでしょう。

この車両の存在は、単なるユニークさや奇抜さを超えて、「再利用の可能性」や「職人技の価値」といった重要なテーマも投げかけています。

解体された車の部品を創造的に再生するという視点は、持続可能な未来のモビリティに向けたヒントを与えてくれるかもしれません。

そして、どんなに入庫が苦手な人でも、このフィアット・パンダなら間違いなくスッと入りますね。

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「世界最狭」の改造フィアット・パンダが走り回る (2/2)のコメント

名無し

風きたら倒れそう笑。エンジンはどっなってんの?

ゲスト

単眼のヘッドライトを見たときに感じる感覚が単眼症の子供を見たときに感じるそれなのが不思議です。
相手が生き物であってもそうでなくても同じ感覚を感じるのは面白いですね。

ゲスト

びんぼっちゃまの愛車?

ゲスト

パノラマ撮影を失敗したようにしか見えないw

ゲスト

ネタみたいなもんだからアートに分類するしか

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