柔軟な思考を支える3つのスイッチ
さて、次に紹介するのは、柔軟な行動を後押しするための「内面の工夫」です。
これらは、一見すると心の深い部分に関係していて、抵抗を感じるかもしれません。
しかし、実は最も効果的な「柔軟性の筋トレ」でもあるのです。
3. 「信じるけど確認する」システムを作る
あなたは他人のアドバイスを「なんとなく信用できない」と感じたことはありませんか?
この感覚は、「自分の判断で生きたい」という強い自律性から来るものであり、それ自体は悪いことではありません。
そこで有効なのが、「信じるけど、検証する」というアプローチです。
たとえば、医師に勧められた治療法を、すぐに盲目的に受け入れるのではなく、別の専門家の意見も聞いてみたり、小さなスケールで試してみたりする。
「やってみて、自分に合うか確かめる」という姿勢です。
このような“検証可能な信頼”をベースにすれば、頑固さに縛られずに、自分の意思で行動を選べるようになります。
4. ネガティブな感情を「変化の起爆剤」にする
意外かもしれませんが、不安・怒り・悲しみといった強い感情は、「柔軟性」を引き出すためのチャンスでもあります。
たとえば、長年不安を抱えてきた人が、ある出来事をきっかけに「今こそカウンセリングを受けよう」と一歩踏み出す。
このように、感情のピーク時には、「変わりたい」という強い動機が生まれやすいのです。
ただし、そのモチベーションは時間と共に弱まるため、感情に火がついたタイミングで「習慣化」につなげることが重要です。
5. 「自分らしさ」の定義を見直す
最後のポイントは、アイデンティティ(自分らしさ)との関係です。
「自分はこういう人間だから」「私は昔からこうしてきた」
そんな自己イメージが、実は柔軟な対応を妨げているかもしれません。
もし「自分は厳格な人間だ」と考えているなら、そのイメージに合わないアプローチを拒否してしまうかもしれません。
逆に「自分は型破りな人間だ」と考えているなら、型通りのアドバイスを拒否してしまうかもしれません。
そこで自分の考える「自分らしさ」が、自分を縛っていないか考えてみることは大切です。
誰かのアドバイスを受け入れられないのは、「そのアドバイスは効果がない」と感じているのか、それとも「自分の受け止め方に何か問題があるのか」自問自答してみる必要があるのです。
このように、「より良い自分になるための選択肢」として新しいアプローチを受け入れることが、柔軟性を育むための本質です。
ここまでで頑固さを克服する5つのアプローチを考慮しました。
紹介した5つの方法は、どれも「自分の意志を保ちつつ、新しい可能性に心を開く」ための具体的な手段です。
柔軟であることは、決して流されることではありません。
それは、多様な選択肢の中から、自分に最も合った道を選べる自由を意味しています。
人生という大海原を渡る中で、風向きが変わったときに帆をたたまず、進路を柔らかく変えられること。
それが、本当の意味での「強さ」なのです。
取り返しのつかないリスクはさけたくて信じつつもいろいろ考える
そのうち、行動の機会がなくなり、気づけば何もしない
でも、やったからと言って何になるんだ
やってたらよかったことは挙げればきりがない
それは、時間が可能性に変換されているだけだ
子供の可能性は無限大であることに嫉妬しているに過ぎない
よって、信じるかどうかはどっちでもいい
実行するかどうかは、どうありたいかなだけだ
頑固者と散々にいわれたが、慶大早大にもFランクラスや鼠講は普通にいたのだ。