伝説上の生物の正体がこれ?
SNSで拡散されている“角ウサギ”の姿は衝撃的ですが、科学的には目新しいものではありません。
むしろショープ乳頭腫ウイルスは「昔から存在してきた」もので、その奇妙な症状が北米に伝わる伝説上の未確認生物「ジャッカロープ(角のあるウサギ)」を生み出したとも考えられています。

獣医師のローリー・ヘス氏は、「見た目はグロテスクですが、多くの突起は良性で、やがて自然に落ちることもあります」と説明しています。
ただし、突起が目や口の周囲にできてしまうと、視界を妨げたり食事を妨害したりして、命に関わる危険があるといいます。
特に飼育下のウサギでは悪性腫瘍化する確率が高まるため注意が必要です。